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2006年 12月 06日
今日の「地域シゴトの学校」は、辻信一氏を招いての講演でした。辻信一さんは、1999年に環境文化NGO「ナマケモノ倶楽部」を設立し、会を通じて「キャンドルナイト」や「ハチドリプロジェクト」などの環境文化運動を推進している、元祖スローライフ提唱者です。
「辻信一のサイトへようこそ」 講演題目は「スローライフとGNH(国民総コウフク)」。 曲がりなりにも私が所属しているNPO団体はその名もずばり「スローライフ掛川」。今までこの『スローライフ』の説明にどれほど悩まされてきたことか。提唱者である辻信一さんがその辺りをどう説明するか、という点も興味があって聞いてみました。 * * * * いっぱい聞きたいことはあったのだけど、質疑応答時間があまりなかったので質問することができませんでした。なのでメモだけ。 ◆生物時間、社会時間、自然時間のこと 辻さんは、生物界、自然界、社会(経済)にはそれぞれの時間の概念があり、現状は、社会(経済)時間が加速するあまり、他の生物界や自然界の時間の概念とバランスが取れなくなってしまっている、と言いました。その例として、自然回復力が追いつかないスピードで行われる自然破壊や乱獲のこと、遺伝子操作や品種改良によって、従来の数倍の早さで成長するようになった作物や家畜のことなどを挙げました。そして、「せめて鶏が自然に成長するのを待てるまでに社会時間をスローダウンしよう。」と言いました。 その話を聞きながら、私は地球上にいる60億という人口が、すでに加速してしまった社会時間の結果であり、社会時間をスローダウンしてしまったら、この人口を維持することが出来ないんじゃないかと思ったんだけど、どうなんだろう。今の人口はすでに地球の許容量を超えてませんか? ◆「ハチドリプロジェクト」のこと あと、「ハチドリプロジェクト」で"自分ができることをすればいい"と、マイ箸や水筒といったzoony("~せずに"の「ず~に~」)グッズや、「100万人のキャンドルナイト」の話を聞きながら、同時に私は数年前に行ったラスベガスでみた24時間眠ることのない電飾の街や、ラスベガスの大抵のホテルにある食べ放題ビュッフェでみた、てんこ盛りになっている料理の山々を思い出していました。同じ地球上にいて、資源保護に努める人がいる一方で、同時に毎日大量の残飯を破棄する人がいるという、この矛盾!いくら"自分ができることをすればいい"とはいえ、双方を比較して地球に対する影響力は比べものにならない。 辻さんは、アメリカの学生は環境問題意識が強い、と仰っていたけどアメリカ国内で、地球環境面からラスベガスの現状などを疑問視する声はあがってませんか? ◆辻さん自身のスローライフ 私が所属している「スローライフ掛川」では、見落とされている地域資源を見直そうと、いろんなイベントや通年講座を企画・運営しています。皆、本業である仕事を抱えての活動であるため、とくに運営局の人の負担が大きくなってしまって、対応や時間に追われてイライラしたり、食事もコンビニ弁当だったりと、「スローライフを目指しているのに全然スローライフじゃないよなぁ~」と、笑い話になってしまっている現状があります。辻さんも、いろんな運動に関わりながら各地で講演を行ったりして、ご多忙と見受けられますが、ご自身は「スローライフ」を実現している、と感じているのでしょうか? 聞きたいことはこれぐらいだったかな。あと就職活動を目前に控えた私にとって、とても救われた話をひとつ。就職がきまった会社が自分の理想とかけ離れた業務内容だと嘆くことはない。自分が入社することで、10年、20年、50年後にその会社が少しでも地球の環境保全に協力するようになればいいのだから。
by the_3th_stage
| 2006-12-06 23:44
| 地域シゴトの学校
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